先日、地元企業の100周年イベントとして式典、祝賀会のディレクションをしてきました。
会場は、福岡から車で1時間ほどの久留米市内のホテルです。
本番のスケジュール
1部 式典 11時〜11時40分
2部 祝賀会 12時〜14時
時間がタイトな為ディレクターは1部と2部に分かれて実施しました。
私は1部式典のディレクターを担当。
前日19:00会場入り、打ち合わせ、設営、スタッフリハーサルのスケジュールです。
本番当日のスケシュールは6時50分会場入り。
7時テクニカルリハ、8時主催者登壇者、MCのリハ。
10時受付開始、10時30分開場、11時〜11時40分本番のスケジュールです。
まずは、前日の作業のポイントをいくつかご説明いたします。
ホテル会場担当者への挨拶。
打ち合わせの担当者と現場担当者が異なる場合が多々あります。
挨拶をして、出来るだけフランクにお友達になります。
お友達になる事は大切です。
予期せぬトラブルは付きものです。
そんな時、頼りになるのは会場の現場担当者です。
それからホテル内を歩いて、お客様動線、スタッフ動線、緊急動線等を再度確認いたします。(打ち合わせ時にも確認します)
スタッフルームに於いて進行、運営スタッフとの顔合わせ、打ち合わせをします。
スタッフは協力会社のスタッフが多くを占めます。
はじめて仕事するスタッフもいます。
ここでのポイントは自分の指示の下で動いてくれる大切なスタッフです。
短時間でお互いの信頼関係を深めることに努めます。
AD(ステージの両サイドに待機してディレクターの指示で動きます。)
男性2名、アテンド(ステージ上で登壇者の誘導をします。)女性2名の4名がつきました。
式典会場に移動します。
会場内ではホテルのスタッフが会場作りをしています。
まず、備品のチェックをします。
弊社が準備する物、ホテルが準備する物、細かくチェックします。
もし、足りない物があれば早急に手配します。
この作業と並行して、音響、照明、AV等のテクニカルスタッフとの打ち合わせをします。
次にステージの進行上の準備です。
バミリと言う作業があります。
登壇者の立ち位置、演台等の場所をに目印をつけます。
これがバミリです。
最後にスタッフのテクニカルリハーサルを行います。
MC役、登壇者役に分かれて本番通りのリハをしました。
リハ終了後、ダメ出しと言う作業があります。
リハの中での問題点を洗い出し、より良い演出にします。
この日の全ての作業が終了したのが25時でした。
ホテルを後にして、宿泊のホテルに移動しました。
翌日。今日が本番です。
5時30分起床。
6時50分に会場入りしました。
7時スタッフミーティング。備品再確認。
7時30分MC打ち合わせ。
記念品贈呈目録8個
感謝状1枚。式典盆4個。白手袋4枚。等
8時から主催社の社長リハーサル。
まず、ステージ上のレイアウト図面(4シーン)をお見せし、社長の動きを説明します。
そのリハーサルです。
- オープニング映像 70秒
- 社長挨拶 5分
- 来賓挨拶 15分
- 来賓挨拶 25分
- 来賓挨拶 35分
- 記念品目録贈呈 12分
8名の方々を自席よりステージに案内します。
アテンダーのAがステージ上手の階段まで案内します。
ステージ上のアテンダーBがステージの所定の位置に案内します。
準備が整ったら始めます。
- 感謝贈呈 2分
- 謝辞 3分
- 記念撮影 2分
- 100年の歩みムービー 3分25秒
- エンディング
45分の内容を全てのスタッフの動きを入れて、本番さながらのリハーサルを行いました。
9時にリハーサルが終了しました。
この後、最終打ち合わせで確認をします。
10時に全スタッフが、最終スタンバイしました。
10時30分に開場、案内スタッフがお客様を指定の席に案内します。
会場にはBGMが流れ、ステージのスクリーンにはタイトルロゴが出ています。
MCが、状況を見ながら案内コメントをします。
10時55分に挨拶者、登壇者の着席を確認します。
10時59分、主催者のスタート合図を貰います。
10時スタート、10時45分終了。
お客様退場。
無事終了いたしました。
全スタッフを集めて、「お疲れさまでした。」の挨拶をします。
機材、備品の撤去をして終了です。
クライアントに挨拶。
お褒めの言葉をいただきました。